2014初秋旅 その6 <朔日餅、そして御酒殿祭> [ ★三重県編]
10月1日は日本酒の日。
今回の旅、一番の目的は、毎年この日に行われる伊勢神宮での樽酒奉納の儀に参列することでした。
伊勢神宮に樽を奉納するのは三重県酒造組合ではありますが、御酒殿祭(みさかどのさい)は、御料酒がうるわしく醸造できるように、あわせて全国の酒造業の繁栄を祈願するものですから、酒造りに関わる方だけでなく日本酒を愛する呑み手にとってもありがたい神事でありますので、是非参列させていただきたいです!とお願いいたしました。
午前8時30分に伊勢内宮宇治橋前で蔵元さんと待ち合わせの約束。
では、朝食はどうしようか?
横丁で朝6時頃~開いているお店はほぼないですし、コンビニでは味気ないし・・・。
赤福本店なら「朝5時~店頭で食べられる」と知り、ならば「赤福餅」を朝食代わりにしようと旅前に計画中でした。
しかし。
前日の夕方に気づきました(オソっ!)。
確か、赤福本店って、毎月の1日は「朔日餅」とかいうのがあって、とんでもない行列するんじゃなかったっけ?
U字工事がTV「黄金伝説」で前日から並んでたのって、もしかして朔日餅じゃぁ・・・・?!
ハイ、スマホで検索、でもってビンゴ。
10月1日もまぎれもなく朔日餅の日、しかもおかげ横丁では朔日朝市を開催され、地元で採れた新鮮な野菜や果物がならぶようです。また、朔日朝粥というのもあって各お店では月替わりの朝粥や季節料理がいただけるとか。
朝4時から朝市が始まり、どのお店も売り切れ御免の行列覚悟。
特に赤福本店の10月の朔日餅は「栗餅」で(毎月変わります)、年間ベスト3に入るほどの大人気月なんだそうです。
6時には売り切れてました!なんて口コミも見かけたので、
7時着ではたぶん売り切れ続出で食べるのは難しいだろうけど、とりあえず行列見学に行ってみますか~。
ホテルをチェックアウトして荷物を宇治山田駅のコインロッカーに預け、始発のバス(6時40分頃)に乗ります。
夜中に雨が降ったようで、道路が濡れてました。
でも青空広がって清々しい天気です。(まだ雨に降られて無い旅は続く・・・)
伊勢神宮・内宮のひとつ前のバス停「神宮会館」で降りると、おかげ横丁まで歩いて1分です。
・・・・ひゃひゃひゃ。
朝もこっぱやくからとんでもない人の数!
しかも両手にどっさり買い物袋を下げてますっ!
呆気にとられていたら、とんでもない行列を目にすることに。
「こりゃぁ無理だね」
一度はあきらめかけたけど、法被を着た赤福店員さんに聞きました。
「朔日餅食べたいのですが、並んだら食べることはできますか?」
すると、
「並んでいる人はお持ち帰りの方だけなんですよ。
店内で召し上がるのでしたら、すぐにご案内できます。
そちらのレジで注文して頂いたら、奥のお座敷でご自由にお寛ぎ下さい。」
そうだったんだ!!
5分と待たずに難なく大人気の「栗餅」いただきます♪
風味豊かな栗餡が食感のあるもち米で包まれて、小さな栗羊羹がトッピングされた、
10月の「朔日餅」
ふわっと柔らか、且まだほのかに温かい栗餅は、けっこう甘いのですが喉に引っ掛かりを感じさせない滑らかさで、なんとも品のある甘さです。
赤福餅と栗餅をお願いすると、甘い栗餅には煎茶、赤福餅にはほうじ茶という具合に、それぞれの甘味にあったお茶が運ばれてきます。
はじめていただく人は、まず出来立てを現地で食べた方が絶対いいですよ!
感動する旨さです!
お店を出る時、
「今から並んだらお土産用って購入できますか?」
尋ねました。
時間は7時半ですし、ダメもとで。
「おひとり様〇個という決まりは設けておりませんので、確実に買えます、という保証はありませんが、まだたくさんご用意はしております。」
では、チャレンジ♪
行列には慣れている仙台人。
仙台初売りと比べればまだまだ序の口だっちゃw
レジが4つくらいあったし、お客さんの誘導する手際が良いので、この位の行列でも10分くらいでレジまで到達です。
それも、ありがたいことに無事4個もゲットできました♪
中には台車で何十個と購入される方もいるそうですよ。
買ったらご近所さんに配るのかしら。
赤福に並ぶ人気店だというすし久の「朝粥」もまだ入れる雰囲気でしたね。
「夜中に雨が降ったので今月は人が少ないね~」
通りすがりの方がぼやいていたのを耳にし、栗餅や朝粥が7時過ぎても食べれたことに納得。
「九里四里うまい十三里粥」
なんて読むと思いますか?
お店の前で「なるほどーーーーーー!!」って大声出しちゃいましたよ、ワタシw
九里(くり=栗)四里(より)うまい十三里(いも=さつま芋)粥。
だそうです♪
すし久さんの10月の朝粥は「さつま芋粥」だったんですって~。
食べたかったけど、時間も迫ってきたのもあり、残念ながら見送りました。
内宮に着くと・・・・
こういうタイミングってあるんですね、この日は大鳥居の建て替えの日。
新しいお宮は何年もかけて建てられますが、鳥居は20年の内ほんの数日。
伊勢神宮の大鳥居の建て替えなど、そうそう拝見できませんっ!
新鳥居は内宮、外宮の旧正殿の屋根を支えていた「棟持柱」を活用しているそうです。
約束の時間までまだ少し余裕がありましたので、二人で正宮をお参りしました。
外宮と同じように、お願い事をするのではなく、日頃の感謝の気持ちを心の中で伝えます。
数日前まで奉納されていた酒樽は一度全部取り払われてました。
数時間後にはまた整列されることでしょう。
遠くからシャリシャリ・・・不思議な音が聞こえます。
大勢の参拝客が、神宮職員の指示の元、中央を避けて端に寄り始めます。
なにごとかな~と道端から見ていると、
白馬(神馬)が現れました!
輝く白さ、美し過ぎます!
毎月1日、11日、21日の朝8時過ぎに菊の紋章を身に着けた神馬が歩くそうですね。
大鳥居の建て替えに続き、神馬まで拝むことができ、この後お酒の神事ですか・・・・
(朔日餅も食べれたし)takako、いい事ずくめで卒倒しそうです。
宇治橋前で高橋蔵元さんと無事合流、おはようございます!
酒樽を担ぐので、基本手荷物は無い方が良いからと、スマホとハンカチだけポケットに入れて、他の手荷物をコインロッカーに預けます。
三重県酒造組合の方々でしょうか、蔵の関係者でしょうか・・・。
三重県の方は高橋蔵元さんと森喜さんしかお顔がわかりませんが、みなさんスーツを着てます。
伊勢神宮の神事では、基本正装ですので、(男性は最低でもスーツ、女性はそれに準ずる服装)、私達も同様にスーツを用意して行きました。
時間と共に酒樽が準備され、高橋蔵元さんから
「本日はタカハシ酒造の社員としてお願いしますっ!」
「そんなそんな・・・うれしいごだぁ~(笑)」
とタカハシ酒造の名前入り法被を手渡されました。
スーツの上に法被を着て歩くんですね、緊張します。
二つの銘柄の酒樽を奉納されてる蔵もあるようですが、行列では一つの樽のみを担いで奉納します。
酒樽は、竹を通して二人で担ぎます。
夫と私はタカハシ酒造の「伊勢」の銘柄を担ぎまして、「天遊琳」は事前に飾り棚に運ばれてました。
2列になって行列するのですが、
な、なんと、「伊勢」の蔵は先頭ですっ!
お隣で担がれていた先頭さんは「天一」という蔵でした。
酒友が10月1日は「天一の日!」と言って仙台で盛り上がってる事を想像、
これも縁なのかしらね~。
今度「天一」見かけたら飲んでみようと思います。
色とりどりの法被を召した蔵の方々と間もなく出発。
担いでる写真は撮れませんので、こんな感じ~と思っていただければ、と思います。http://iseshima.keizai.biz/headline/photo/753/
その後は、
「御酒殿祭」
「御垣内特別参拝」
「御神楽殿にて舞を見学」
「直会(なおらい)」
御神楽殿では
「こちらは御神殿です。できることなら背筋を伸ばして御参拝ください。」
と宮司さんから言葉を頂いたことにより、正座。(脚痺れたー!)
初めて目にした神殿での舞、踊りの意味は解らなかったけど、食い入るように見入ってしまいましたし今でも笙の音が耳に残ってます。
改めて。
日本文化って素晴らしい。
直会での食事はこのような感じでした。
昆布に、烏賊、海老はきっとなにかの意味があるのでしょうね。
担いで行列した酒樽も、綺麗に整列。
圧巻です!
新しい鳥居も多くの参拝客に見守られながら、おびただしいカメラのシャッター音と共に引き上げられました。
無事神事終了です。
酒樽奉納の儀は、暑さと緊張とで途中意識が飛びそうになった瞬間もありましたが、
普段の生活ではまず経験できない貴重な体験をさせていただきました。
本当にありがとうございました!!
この後はタクシーで伊勢山田駅に向かい、
近鉄特急「伊勢志摩ライナー」に乗り、大阪に向かいまーす。(^^)/
つづく。
2014初秋旅 その5 <伊勢へ> [ ★三重県編]
眩しいくらいの青空に恵まれた旅4日目。
四日市市から三重県をさらに南下して伊勢に向かいます。
近鉄四日市7:40発→伊勢市8:36着の近鉄特急アーバンライナーを利用、それも+200円でデラックスカーを予約しました。
デラックスカーは全席一人掛けシートになってるため、前後だけでなく左右も空間が広くゆったりと座れます。
また、展望デッキからは車窓風景も楽しめるため鉄チャンには人気の車両なんですって。
真横とまではいきませんが、リクライニングもかなり倒れますから疲れ知らず。
四日市駅内で購入したパンを朝ごはん代わりに食べた後は車中ずーっと爆睡だった夫。
約1時間もの車中でこれだけ寝ることが出来たのなら200円の特別追加料金も安いもんです。
伊勢市駅には手荷物預かり所があって、1つ500円で利用できますし、1000円で手荷物配送サービス(宿泊ホテルへの配送)も行っているので便利です。
ただ、開所時間が9時~なので早朝参拝される方はコインロッカーを利用するしかないようです。
私達は近鉄伊勢市駅から徒歩3分の「伊勢シティホテル」を予約してましたので、荷物を預けてから参拝しました。
さて、伊勢神宮外宮参りに行きましょう。
伊勢神宮のお参りはまず外宮からとされています。
内宮は太陽の神様でその神気を受け取るために土台をしっかりさせる必要があり、大地の神である外宮に参拝して大地のパワーを頂いた後に太陽の神の内宮に参拝すれば太陽(天)の神気、パワーを頂けるという云われがあります。(口コミより)
2014初秋旅 その4 <京都→三重県入り> [ ★三重県編]
普段の生活より少しだけ早い起床時間にも慣れてきた旅3日目。
この日のお天気も晴天に恵まれそうっ♪
荷物を持ちながらの観光はやめようと考えて、チェックアウト時間までに戻ってくるように時間を計算しながら、行動開始です。
本日は京都観光の名所でもある「清水寺」を早朝観光することにしました。
お土産屋さんもまだ開いていない早朝の京都。
ホテルから市バスを利用して近くまで来たのですが、バスを降りてから清水寺に向かうまでけっこう膝に来るほど急な坂でしたねっ、みなさんふつーに歩いてお参りされてるのかしら・・・。
私はへばりました(笑)
清水寺は6時から開門されています。
坂道頑張った後にもこの階段のぼるんですかっ、ひえっ!
京都は足腰が丈夫なうちに訪れるべきだと悟りました。
それでも早朝ともあって参詣客はまばらで、じっくりゆっくり見学ができたのはよかったです、早起きは三文の徳ですね。
清水の境内から見る京都市内、京都駅前のマリンタワーも朝陽が映えてめっちゃ綺麗でしたし、空気も澄んで気分爽快です。
清水の舞台
思い切って決心することを「清水の舞台から飛び込んだつもりで・・・」といいますが、高所恐怖症の私にはこの場に居ること自体が「飛び込んだつもり」に思えますがw
この場所から下を覗き込んで撮った一枚(もちろん夫がね)
「わぁーすごーーい!」
と思う人は高いところ平気なのでしょうね、写真を見せられただけでワタシは膝ガクガクw
自分で思ってた以上に相当怖かったんだろうと思う数枚がmyカメラに残ってました。
この他屋根だけとか意味不明な写真が数枚、手に力が入り気付かずにシャッター押していたんでしょうね。
お酒のんでないのに千鳥足だったです(笑)
清水の舞台を独り占めする夫の図。
普段は行列ができるという「音羽の瀧」。
参詣の方が少なかったこともあり、予定していた時間の半分で見終わることになった清水寺を後にして、八坂神社方面に向かうことにします。
途中、産寧坂、二寧坂、ねねの道と歩きます。
観光客が多いはずなのに、ごみが一つも落ちていません。
地元の方々のお掃除が念入りにされているのか、ご利益のある場所にごみを落とすなんてことはしないとマナーの良い方が多いのか・・・どちらにしても気持ち良く散策することができます、さすが京都!
正月の参拝客で100万人を超す京都では有名な八坂神社。
帰って来たから知ったのですが、八坂神社の境内には、美の神様で知られる美御前社があり、美御前社の前には肌の健康を守るといわれる美容水があったようです。
事前に知っていればその美容水とやらを顔にペタペタしてきたのに(笑)
あふたーふぇすてぃばる。
「ここまで足を延ばしたんだから祇園にも行ってみようか。」
さすがに朝ですから、舞妓さんはいませんでしたが、よくドラマで見る「巽橋」や「辰巳大明神」に興奮し、風情ある御茶屋さんが軒を連ねてる路をドキドキしながら歩いたりと、祇園の路地を満喫。
午前中の鴨川も情緒ありますね。
今回は季節がら「川床」を利用することはできませんでしたが、いつか夏に訪れた時にでも体験してみたいです。
お腹が空いて来ました。
京都ラストの食事は京都らしく、と向かったのはコチラ。
イノダ珈琲 → http://www.inoda-coffee.co.jp/shop/honten.html
人気店だけあって行列覚悟、と想定していたのに、それほどでもなかったですね。
「喫煙席ならすぐにご案内できますが、禁煙席は順番待ちになります」
と言われ、3組ぐらい待ちましたが(10分くらいかな)、喫煙席はかなり空いているようでした。
案内された席は、可愛らしいチェックのテーブルクロスと、アンティーク調の椅子とテーブル。
いまどき、店内のインテリアに凝ったカフェが多い中、歴史を感じる古き内装、そしてインコの鳴き声(笑)。
夫は「京の朝食」
私は「卵サンド+珈琲」
こちらで1200円は、ん?と思える内容と味に少し苦笑いしましたが、珈琲は旨かった!!
この珈琲を毎朝呑めたら気分アゲアゲなの間違いないでしょう。
「珈琲に砂糖とミルク先にお入れしてもよろしいでしょうか。」
店員さんが注文時に聞いてくださいます。
私はブラックが好みなので、「入れないでください。」とお願いしましたが、
自分の分量で加糖したい方は「別に持ってきてください。」とお願いすると別立てしてくれるみたいですよ。
このサンドイッチを見て、「この旅でずいぶん卵食べてる、食べ過ぎだ(笑)」と気づいた私。
マーガリン塗ってますっ!と感じるほど油分が強い卵サンドでしたが、これが珈琲とマッチして旨いのです。
午前10時も近くなったので、ホテルに戻り荷物整理をしてチェックアウト。
京都駅から高速バスを利用して、次の行き先は「三重県四日市」へ。
四日市駅から徒歩1分の宿「四日市シティホテル」は、立地で選んだのもあるけど安田酒店さんのお店「とよのあかり」さんの目の前だったからです。(でも行けなかったのが心残り)
ホテルで一休み後は近鉄電車に乗って大好きな蔵に向かいます!
去年道案内でお世話になった交番もありましたっ!
1度訪れた事ある場所ですからね、今度は交番にお世話になることなく記憶を頼りに歩きます。
駅から15分くらい・・・この日も暑かった!
到着。
初めて蔵を訪れた夫はちょっと緊張気味です。
蔵のお仕事がお忙しい中、蔵元さんのご案内で蔵を見学させて頂きました。
我が家の大好きな天遊琳が作られてる蔵を拝見し、また蔵の空気に触れると感慨深いものがあります。
私達は酒販店さんや飲食店さんのようにお酒を扱った仕事をしているわけではなく、愛飲家の一人でしかありませんので、このように蔵に訪れることが出来た事は多くの方々との御縁によって可能になりました、本当に感謝です。
(G8さんありがとう!)
夜も蔵元さんと御一緒に3人でお食事。
以前も連れて行っていただいた「割烹にしむら」さん。
カウンター席ですが、畳敷、でも椅子。
以前は掘りごたつ席にされてたようですが、現在は畳で平らにし、椅子にされたと。
靴を脱ぐだけで寛いだ気分になれるのは日本人だな~と感じる瞬間。
まずはつきだし。
柿の白和えがベース、椎茸、青菜、梨ではじまり。
そして鱧と松茸の土瓶蒸し。
かぼすの皮クルリン♪も可愛いですが、やはり秋の王様、松茸!それも土瓶蒸し!
出汁を呑み、具も味わえる。
旅の疲れなんて瞬時に消えます。
お酒は天遊琳限定Nと瓶囲いを。
なんだか男性陣ふたりでくいくいっとペースが速かったような・・・(笑)
気付いたら瓶が空になってた気がしますよヽ(^o^)丿
焼き物に「子持ち鮎」、こちらは鮎が季節なんですね、東北ではなかなか出会えないのでゆっくり味わいました♪
酢の物には蟹。
フレンチでいうところのお口直しのシャーベットに類似するかのように気分爽快。
リセットして、はい、また食べますよ~みたいになります。
また大将のお話が面白くて、
野球のこと、地下鉄の事、最終電車の時刻などなど・・・終始笑ってた気がします♪
「次はご飯ものになりますけど、もう少し召し上がられますか?」
せっかくなので、とお品書きを見ながら数皿お願いすることにしました。
私は、やはりこれでしょう!!
活車海老。
綺麗な色してますなぁ~!
ビビビビッ・・・!! 電気打たれたかのように元気で反りまくりの車海老を、そのままフライパンへ飛び込ませ、半生状態で一旦取り出します。
アスパラや椎茸を焼き、最後に車海老を合わせた
「車海老とアスパラのバター炒め」
「中が生の状態に仕上げております。」
車海老を、それも生きてる車海老をバターで炒めちゃうって贅沢じゃないですか?!
ねっとり甘い車海老、頭もカリッと焼いていただいたので完食です。
車海老の他に揚げ物をいくつか。
「このタイミングでいただくならどんなのがよいでしょうか?」
「そうですね・・・ 穴子がいいですね。
それと、雲丹を大葉で巻いて揚げるのはいかがですか。
大葉はカリッと揚げて、雲丹には火が入らない生の状態で。
雲丹がとろ~~~~として旨いですよ!」
それくださーーい♪
雲丹揚げ。
大葉の香りと雲丹も香りが口中に広がった後に、とろとろの生雲丹が再度口の中に広がる2段構造。
これは旨い!
記憶に残る逸品をいただくことができて、嬉しさとありがたさが入り混じった時間でした。
かわりご飯と赤出汁、バニラ風味の手作りアイスを頂いてにしむらさんでの宴は終わりです。
とよのあかりさんに行きたかったのですが・・・
お腹ぱつぱつで、万が一神事の際に着るスーツが入らなかったら・・・
なんて事が頭をよぎり(爆)、高橋蔵元さんとホテル前でご挨拶。
長時間のお付き合い、本当にありがとうございました!
翌日は伊勢に向かいます。
朝7時の特急ですから、旅の早起きは続きます~ヽ(^o^)丿
つづく。
2013・初秋 一人旅~三重県~(7) [ ★三重県編]
10月に入りましたね。
なんだかんだで旅から3週間が過ぎようとしています・・・はやっ!
記憶が定かなうちに、今日こそ『2013・初秋 一人旅~三重県~』を終わらせるぞー(^O^)/
伊勢神宮・内宮参拝を終え、循環バスに乗って伊勢市駅まで戻って来ました。
時刻はまだ9時半前、まだまだ一日は始まったばかり、長いです(笑)
早起きは三文の徳ですねっ!
伊勢市駅から徒歩で15分程の地にある「河崎」に訪れました。
河崎は江戸時代には伊勢の問屋街として賑わった街で、現在でも川沿いには蔵が立ち並んでいます。
「伊勢河崎商人館」に立ち寄りました。
こちらは、河崎を代表する酒問屋の建物を修復して再利用した資料館です。
「酒問屋」という文字に魅かれて訪れたのが本音(笑)ではありますが、入館料300円では申し訳ないぐらいに楽しめました!
平日の開館直後。
通りも人がほとんど居なく、資料館もお客さんはまだいませんでした。
なのに、館長さんはワタシ一人だけに対して、
「どうぞ(椅子を指して)お掛け下さい。
河崎の街へようこそいらっしゃいました。
ここ河崎という街は・・・・」
って、河崎の街、ここの蔵について懇切丁寧に説明が始まったんですよ~。
伊勢神宮へ多くの参宮客が来ると、周辺の作物だけでは賄いきれなくなってきた。
そこで近県(愛知、大阪)から食料などの物資を運ぶために、街を流れる勢田川の水運を利用し、河崎に物資が集まるようになった。
それを保存するために蔵が建てられ、河崎は「伊勢の台所」としての役割を果たしていました。
そうです。
今でも古い町家や蔵が残ってる河崎は、どことなく懐かしい雰囲気でしたね。
館長さんの説明の後、
箱階段で2階に上がったり、展示物を拝見したり、中庭を見たり・・・一人きままに見学です。
商人館の間口は狭いですが、鰻の寝床のように奥行があり、蔵が3つもありましたよ~。
奥にはシアター上映も可能な設備も整ってましたし、実験室もあったなぁ~。
「是非写真を撮っていただき、旅の記念にしてください!」
と言われましたので遠慮なく・・・^^
「仙台から遊びに来た」
って館長さんに言うと、ここでもすっごくビックリされた~(笑)
お話しがとっても楽しい館長さんでしたので、帰りに店頭で売られていた「エスサイダー」を購入しました。
昭和40年代のはじめ頃に製造が中止されたサイダーのが、復刻されたそうです。
現在の清涼飲料水によく使われる果糖液を使用せずに、昔ながらの製造法を忠実に、砂糖、酸味料、香料のみで作られたので、素朴に旨いサイダーですっ!
喉が渇いていたのもあってか一気飲みしちゃった(笑)
あまりにも旨かったので、お土産に1ケース(24本)購入。
いろいろ配りまわったけど、まだ若干残ってます。
飲んでみたい方は声かけてね、譲りますよ~(^O^)/
伊勢はマンホールも絵になります。
時代劇のセットみたいな街並み、このまま残って欲しいものです・・・。
今日は赤福しか口にしていませんでしたので、お腹がぐう~~~です(笑)
お昼を食べに向かったのは、またまた「鳥羽」なのだ。
三重県も3日目となれば近鉄の乗り方も覚えるもんだ。
特急を見送り各駅停車を選ぶのも覚えた。
「賢島」を「けんじま」ではなく「かしこじま」って呼び名だってことも覚えた。
スマホで電車の発車時刻も検索できるようになった。
人間旅をすると少しは成長するもんだ。
そんなことはどうでもいいか。
鳥羽では「海女小屋はまなみ」さんに行きました。
お店の入り口にある大きな水槽には鮑がごろごろいました!
鮑は目方で値段が決まるようですね。
鮑にも目が輝きはしましたが・・・
なにはともあれ、まずはビールです(笑)
伊勢の地ビールで「神都麦酒(しんとびーる)」。
古代米(黒米)を使用してるとかで、濃くてほろ苦い紅茶のような味わいでした。
お店の一番人気・貝焼きセットです。
牡蠣、雲丹、日の出貝、サザエ、はまぐり。
の贅沢な貝焼きです!!
これに雲丹の炊き込みご飯、お吸い物、漬物、小鉢がついたセットが1,890円!
安いっ!!もだけど、旨い!!!
貝の出汁は疲れた体を元気にしてくれます。
焼き雲丹も一個と贅沢にゴロリとっ!
御馳走様でした(^O^)/
電車発車時刻まで少し余裕があったので真珠ミキモトにも寄ろうと向かってみたんですけど・・・。
お店があるだけかと思ったら、「ミキモト真珠島」って観光施設になってるですね。
入り口で目安時間を尋ねると「最低1時間、できればじっくり2時間は滞在して頂きたい」と。
正直な受付さんですね^^
橋を渡って島へ行かなくては見学できない施設です(確かに真珠島)。
目の保養だけでも~と思ってたけど、30分程しか時間がなかったので今回は諦めました。
鳥羽駅でお土産大量に買って、仙台まで発送手配。
ダメもとで別な手荷物も一緒に送ってもらえないか聞いてみると「いいですよ」だって。
やったぁー!
あれやこれやとこの先使用しないものをキャリー広げてレジカウンター越しに渡して(笑)、
それらは、すべて段ボールに入れ直された状態で、翌日仙台に届きました!!
なんて優しい定員さんなんでしょう~ ありがとうございました!(^O^)/
楽しかった三重県ともそろそろお別れです。
沢山の方々に親切にしていただいたおかげで充実した時間が過ごせた事に感謝です。
本当にありがとうございましたm(__)m
この3日間で鉄分補給もしっかりいたしまして・・・。
最後、伊勢志摩ライナーに乗り、一旦大阪へ向かいます。
「赤い電車に乗りたい!」って想いで予約したのに、黄色い電車がホームに入って来た時はガックリしたけど、
これも「幸せの黄色い電車」ってことでOKにしましょう(笑)
ゆっくり眠りたかったのもあり、特別料金をプラスしデラックスカーを予約してました。
座席がゆったりしてるし、前後に誰もいなかったのもあり
ギリギリまでシートを倒した途端・・・爆睡(笑)
大きな窓で「伊勢志摩の車窓の風景を眺めながら・・・」の電車なのに、寝てたぜ。
でも、約2時間も乗っていたとは思えないほど癒されたなぁ♪
残り、神戸での夜!そして神戸散策で旅記録はおしまい、の予定です。
もう少しだけお付き合いくださいませ(^^)/
2013・初秋 一人旅~三重県~(6) [ ★三重県編]
初秋の一人旅続きです。
3日目は朝5時起床し、伊勢神宮・内宮参拝をしました。
早々にホテルをチェックアウトし、宇治山田駅のコインロッカーに荷物を預けて出発です。
駅から循環バスが出てるのは知ってましたが、始発が確か6時48分だったかな・・・
もう少し早く訪れたかったので駅からはタクシーを利用しました(料金は2,000円弱でした)。
運転手さんがとっても良い方で、伊勢神宮についていろいろ教わりました。
この時間(朝6時台)のお参りは、人も少なく空気も静まり返ってとっても神秘的なこと。
早朝しか聞けない鳥の鳴き声、水の流れる音に是非耳を傾けて下さい。
横丁はまだお店が開いてないけど、赤福だけは朝5時から営業してるのでのんびりお茶を楽しんでください。
等々・・・ ありがとうございます(^^)/
木々の香りが強くなり、森が見えてきました。
伊勢神宮・内宮到着です。
内宮の表玄関でもある五十鈴川に架かった「宇治橋」を渡ると神域に入ります。
ここが聖界と俗界の境ですね。
橋から川を覗くと、川の増水などの際に上流から流れてくる木々などから橋を守るための、木除杭もしっかりありました。
神苑は緑が豊かでとっても美しい!!
人も少ない為に玉砂利の音が苑内に響き渡りますし、
歩いているだけで心が浄化されていく気分になります。
手水舎で清めても良いのですが、せっかくなので古式に習って五十鈴川でお清めします。
天気が良い日が続いていたために、川はとっても透明度の高い清らかな水でした!
五十鈴川の水に触れると、「身も心も清められる・・・ってこういう事なのね。」
気持ちがどんどん穏やかになって、参拝するための心構えがきでていくのが、自分でも分かりました。
第一鳥居、第二鳥居と鳥居を通る毎に、神様の御住まいに近づいていくんですね。
皇族の御参拝時も車が入れるのはここまで、と傍に居たガイドさんが話されてました。
天照大御神の御神前へ。
石段をあがり、大鳥居をくぐり、白絹の御幌の前でお参りします。
日本人の総氏神である最高格の神様です。
ご自分の住まい、名前、お願い事、日頃の感謝の気持ちなどを、声を出してお参りしてる方、心の中でじっくりお参りされてる方、皆さんそれぞれでした。
お願い事はいっぱいありますが、もう・・・この場所に来れただけで十分です。
感謝します。
新しい正宮もできつつあります。
踏まぬ石も見つけました。
割れ方が「天」という文字に見えることから、「天から降ってきた石」と言われて、この石は踏まないように除けて通るんだそうです。
急に目の前に現れるので、知らないと踏んでしまいそうな気もしますが・・・。
どこを見渡しても美しい内宮です!
人が歩けば玉砂利は端に偏ります。
それを神社特融の竹箒で均一に馴らさなければ、この美しい状態は保てませんね。
朝早くからお疲れ様です!
朝8時もすぎると、参拝者がぞくぞくとやってきます。
太陽も高くなってきて、この日も暑い一日になりそうですっ!
五十鈴川も、川の流れが穏やかでガラスのように周りの景色を映し出していました。
朝早く起きたおかげで、ゆっくり参拝ができました。
お店はまだ開いてない時間ですが、おはらい横丁に寄ってみます。
横丁を歩いているとどこからともなく猫が集まってくるんですよ。
人の数より猫の数の方が多い?!
なんてことはないでしょうが、猫好きにはたまらない光景でしょうね~。
お薦めと聞いていた豚舎のコロッケも頂けずしまいでしたが、開店前の横丁をぶらぶら散歩するのも楽しいもんです♪
赤福本店も縁側でのんびりくつろげました。
ピーク時には行列が出来るって聞いたけど、私が行った8時半ごろは店内に10人程しかいなかったですね~。
出来立ての赤福は溶けるように柔らかく、めちゃ旨かったっ!!
伊勢市駅行の始発バスは午前9時。
この循環バスに乗って、この後は蔵の街「河崎」を訪れま~す(^^)/
2013・初秋 一人旅~三重県~(5) [ ★三重県編]
伊勢神宮・外宮参拝した後、三重県を少し南下し、鳥羽市までやってきました。
離島である『答志島』に渡ってみよう。
気ままな一人旅の思いつきです(笑)
答志島は鳥羽湾で最大の面積、とはいっても東西約6キロメートル、南北約1.5キロメートル程の島です。
いくつかの宿はあるようですが、今回は泊らずにお昼を食べるために船に乗りました。
ホント、この日の三重県は雲一つない快晴です!
あっついィィ! を通り越して干物になりそうです・・・。
takakoの干物 いっちょアガリ。
定期船乗り場の待合所にはドーンとこんな看板がありましたっ!
三島由紀夫さんの小説「潮騒」は、鳥羽が舞台だったんですね。
これから行く「答志島」ではなく「神島」が映画の舞台みたいです。
時間があればそちらにも行ってみたかったな~。
観光船は乗ったことあるのですが、定期船ってお初かもっ?!
手漕ぎの渡り舟だったらどないしよう・・・なんて無知な私は想像していましたが、きちんとした船で安心しました。
観光船ではないので、デッキにでて海ねこにカッパえびせんをあげたりすることはできませんが、船中の窓から鳥羽湾の景色をじっくり見ることは可能です。
海の色が青くってすっごく綺麗でしたっ!!
♪ 海は広いな大きいな~~♪
約20分ほどで「答志島」に到着です。
同じ船に乗っていた方々は、観光客らしき人はワタシだけのようで、買い物帰りのお母さんが多かったです。
買出しでしょうか、食料品以外の荷物を手にいっぱいかかえてましたね。
発泡スチロールを運んでる方もいらして、地元の生活風景を少しだけ垣間見た気がします^^
知らない街に旅して
ぶらりと船に乗って離島まで。
これも一人旅ならではの自由旅っ(^O^)/
お腹ペコペコ、遅くなりましたがようやくお昼御飯です。
本日はお寿司をいただきましょう。
桟橋から歩いてすぐの処にある「まるみつ寿司」さん。
平日の昼間、観光客らしき人は船に乗ってませんでしたので、お客さんはワタシ一人。
カウンターど真ん中で一人お寿司をいただきますっ♪
の前に、とりあえず「ビール」(笑)
店内に大きな水槽があり、その中には伊勢エビや車海老などがウジャウジャとうごめいてますっ!
見たことない魚も泳いでます~!
超~海老好きtakako、車海老にロックオンしたのは言うまでもありません(笑)
ちなみに写真のお寿司は、活車海老がついて上握り2,100円です。
海老の頭を触ったら・・・飛び上がって逃げましたっ!
「おとなしくしなさいっ!(笑)」
お寿司を食べ終えると海老頭は塩焼きにしてくださいます。
「殻は固いから残していいよ」
って言われましたが、カリカリに焼いてくださったし、歯が丈夫なのが取り柄なんです、大丈夫食べれますよ(笑)
お喋りの楽しい親方で、お客が私一人ってのもあり、ゆっくり島の事を伺うことができました。
「仙台から遊びに来た」
って言うと、親方ず~~~~んごくびっくりして
「仙台から来たって言ったら、島のみんなびっくりするな~。
仙台の人なんて見たことないだろうからね~。へぇ~~~仙台かぁ~~~。」
なんだか珍しい生き物見る目に変わった気がするわ(笑)
「ワタシ、仙台からキマシタ。ってたすき掛けて島内歩きましょうか?(笑)」
別メニューに、うたせ海老皿いっぱいで1,500円って書いてあったのでそちらを追加で注文しようと思ったら
「サービスで少し食べていいよ~」
ですって。 でもって2尾サービスしていただきましたっ!
親方、ありがとうございます!!
山盛りを一人では食べれないと思ったかしら。
大概の人は海老に飽きちゃうようですが、私は平気ですよ(笑)
それでも、どーしてももう一度、活車海老を食べたかったので2尾を追加注文。
車海老の生なんて、この先いつ食べれるかわかんないからねっ。
上顎に吸い付くようなねっとり感がたまらん!
「船乗ってここまで来た甲斐がありましたっ!!」
親方とのお喋りも名残惜しかったけど、せっかくだから島も歩いてみたいですよね。
帰りの船の時刻まで少し島を散歩したいって話をすると、
親方が島のお薦めポイント、見どころを教えてくださいました。
うたせ海老をご馳走して頂いただけでなく、いろいろ教えていただき本当にありがとうございます!!
お店を後にし、親方お薦めの場所までぶらりとお散歩です。
「是非ここは見てほしいっ!」
と教えていただいた島の守り神でもある龍神様。
木が龍の形をしているように見えませんか?
海の神である龍神を深く信仰していた神功皇后にゆかりの神社であるので、出現したと思われているようです。
一番最初に載せた写真は島の洗濯場。
夏になるとここでスイカや野菜などを冷やしているそうですよ。
答志島には寝小屋制度があるようです。
詳しくはコチラ→ http://ejiten.javea.or.jp/content.php?c=TkRZd01EQXdNUT09
そして家の玄関には墨で書かれたような「八」の文字があちらこちらで見られます。
答志島には八幡神社という海の神様が祭られている神社があって、その「八」のマークを家や船に書くことによって魔除けになると言われてるんですって。
少し歩いただけで島の文化に触れることができる答志島。
島の人達が住んでいる集落は、通路がめちゃめちゃ狭くて車が通れない道も多く、
坂道が多いこともあってか、原付利用してる方が多かったですね。
「高い場所から海が見たい」
のリクエストにまるみつ寿司の親方が勧めて下さった場所からみた景色。
本当はもっと高い場所に行った方がいいのでしょうが、けっこうな山道でね(汗)
途中に「ご自由にどうぞ」って杖が用意されているくらいです。
ここから見る海も十分綺麗でした!!
波も穏やか、静かな島です。
お父さん、釣果はいかがですか~~~ヽ(^o^)丿
もう少しゆっくり島を見て歩きたかったけど、次の船は2時間後(苦笑)
定期船とはいえ、夕方の便はそれほど多くはありません。
間に合うように乗り場まで戻ります。
ほとんどの方が漁業で生計をたてられてるってこともあり、庭先には海藻を天日干ししている家庭も多かったですね。
服に磯の香りをがっつり纏わせて(笑) 答志島滞在約2時間! 堪能しました(^O^)/
それと。
鳥羽に来て困った事があったら(なくても)是非立ち寄りたいのがコチラ。
的確にアドバイスしてくださるお姉さんがいらっしゃいます!
どこでお昼を食べたらよいか、コインロッカーはどこを利用すると便利か、施設の滞在時間の目安など、地元の目線で答えて下さるからすーっごく頼りになりますよっ!
日も暮れた頃、伊勢市に戻ってホテルにチェックインです。
一休み後に、さ~~~て飲みに出るかぁー(^O^)/
と意気込んだのですがっ!!
伊勢市駅前って想像以上に真っ暗です。
お伊勢参りにあれだけ人が溢れてたのに・・・・ 驚くほど閑散としてるんですよっ。
みなさん、どこに消えた?どちらにお泊りなんでしょうね?
仕方ないからこの晩は缶ビール買って8時に寝ました(笑)
2日目終了。
翌日は5時起きして内宮参拝しまーす(^O^)/
2013・初秋 一人旅~三重県~(4) [ ★三重県編]
一人旅、続きです。
四日市での夜を満喫した翌朝、スカッと朝6時に目が覚めました。
雲ひとつない青空、気分も晴れやか、今日もまた良い日になりそうです
この日は三重県を南下し、お伊勢参りに向かいました。
四日市から特急電車で約1時間。
のんびりゆったり電車の旅です。
ネットで調べた事前情報では「宇治山田駅」からが便利だ、と書かれてるのが多かったので宇治山田駅までの乗車券を用意していたのですが、大半の方は「伊勢市駅」で下車されてました。
外宮入口に直に行くには「宇治山田駅」の方が多少時間が早いとは思いますが、「伊勢市駅」だとお土産屋さんが並んでいる道を通るので観光客には楽しいのでしょう。
荷物を駅のコインロッカーに預け行動開始!
朝食に「伊勢うどん!」と決めてましたので、早くから営業されてるお店を調べ伊勢市駅近くの「若草堂」さんを見つけてました。
しかし、前夜たらふく食べたおかげで全くお腹が空かず、通り過ぎただけ(笑)
伊勢うどんはまたの機会にいたしましょう。
(結果的に伊勢うどんは一度も食べなかったなぁ)
スマホで外宮までの道のりを調べると徒歩で約15分。
伊勢市の街並みを眺めながらのんびり歩くことにします。
しかし、歩けば歩く程どんどん距離と時間が増えていく私のスマホ(笑)
何がいけないんでしょうかねぇ?
所々に案内看板がでてるので、道案内には困らずに無事外宮に到着です。
ここから外宮の神域です。
手水舎で両手口をすすいで清め、正宮をめざします。
朝9時前の外宮は、参拝者でそれほど混雑もしていなく、ゆったりと歩むことができました。
正宮です。
大鳥居の内側では写真撮影はできませんが、白絹の御幌の前での参拝はできます。
ここに来たことがある人ならわかる
来たことある人にしかわからないであろう厳かな雰囲気に心が引きしまります。
豊受大御神は、天照大御神の御饌を司る神様で、私達の生活に関わる全ての守り神です。
個人的な願い事より日々の平和な暮らしに感謝を捧げます。
20年に1度行われる「式年遷宮」を来月に控え、現在の正宮の隣に新たな正宮が建てられていました。
同じ風景を拝見するのは20年後になりますね!
式年遷宮には神様のお住まいを新しくすることで、神様に常に清らかで瑞々しくあってほしいという「常若」の願いが込められていると聞きます。また、日本の宮大工技術を次世代に継承するために20年ごとに建て替えていると夫から聞きました。
所々にある白い石の道。
「こちらは神様の通り道なのでこの上を歩いてはいけません。」
近くのガイドさんがお話しされてるの耳にしちゃいました。
伊勢神宮ではガイドさんがたくさんおられます。
事前予約にはなりますが、年内は予約でいっぱいだそうです。
自分で調べた情報以外のお話も聞けそうですから、いつの日かゆっくりとガイドさんのお話を聞いてみたいですね。
平清盛が参拝した際、楠の枝が冠にふれたため、枝を切らせたという伝説がある「清盛楠」
一通り外宮参拝をした後、「式年遷宮記念 せんぐう館」に訪れました。
館内の目玉でもある、外宮の正殿と同じ材料を用いて宮大工が造り上げた模型が見たかったのです。
模型とはいえ圧巻でしたっ!!
日本の技術って素晴らしいっ!!
また遷御当夜の御列の様子を模型化したものも細かいところまで再現されていますし、伊勢神宮の1日の様子、1年を通じてのお祭りの様子を紹介したビデオも上映されてて、より伊勢神宮の様子が理解できます。
せんぐう館の外休憩所では、建物からミストが噴出して涼しい~~~!
ゆったり約2時間かけて外宮参拝いたしました。
ここでお伊勢参りの順序としては、外宮→内宮参拝行かれる方がほとんどでしょう。
でも、すごい人混みなんです。
通年混んではいるでしょうが式年遷宮の今年は普段の倍以上の参拝客だ、と聞いていますし、内宮行きの循環バスもやタクシー乗り場の行列状態からも その混雑ぶりが把握できます。
なので私の内宮参拝は翌日、早起きしてゆっくり参拝することにして、この後は、もう少し三重県を南下した旅を続けます。
っとその前に休憩しましょう。
ここに来たら赤福はいただかないと~
「赤福氷」
抹茶がかかった氷を食べすすめると、真ん中に白玉と餡子が入ってた。
旨い~~~!!
生き返りました(笑)
お昼からも元気いっぱいで三重県を歩き回ります!ヽ(^o^)丿
2013・初秋 一人旅~三重県~(3) [ ★三重県編]
怒涛の1週間でした。
休みボケもあったし、飲み会もイベントも多かったし。
メモ帳ではなくちゃんとした手帳が必要なのかな、と思った週でした。
いゃ、手帳よりもスマホを活用しよう!それが年内中の目標です
一人旅、つづきです。
はじめての三重県四日市。
もちろん駅を利用するのも初めてです。
蔵元さんと待ち合わせした場所、
「了解しました!」とお返事したはよいが、当然どこなのか分かりません。
もちろんここでもまた通りすがりの人に尋ねました(笑)
「〇〇へ行きたいのですが、どこでしょうか?」
「ここへは・・・えぇ~っと・・・付いてきてください。」
説明しても分からないと思ったのか、見ず知らずの私を案内してくださいました(@@!
かなり歩きました。
仙台で言えば「ヨドバシ」で道を聞かれ、「ロフト」まで行った感じです。
ありがとうございます!
深々と頭を下げている間にその女性はいなくなってしまったけど(はやっ!)
皆さん、本当に親切な方ばかりで助かりました。
日本語が通じる場所ならば、どこへでも一人で行けるって事、確信です(笑)
蔵元さんに連れて行っていただいたお店は、
四日市駅からさほど遠くない場所にある
『割烹 にしむら』さん。
高級感漂う店構えに緊張・・・。
カウンター席に通されました。
畳敷きですが、椅子のカウンター席は、
靴を脱いで上がるのでちょっぴり力が抜けリラックスできました。
美しい白木の一枚板カウンターからは、親方とお弟子さんの仕事が隅々まで拝見できます。
親方の指示の元、テキパキと仕事をこなすお弟子さんの姿は見ていて気持ち良いですね。
にしむらさんでのお料理は、季節感に溢れ、
まだまだ茹だる様な暑さの日中ですが、食材や器は秋に移り変わってました。
<先付>透き通るような白い胡麻豆腐には、焼き椎茸と生のすじこ、揚げた銀杏が乗せられてました。器の紅葉に銀杏・・・ 初秋です!
<吸物>鱧が美味しかった~! 仙台では滅多にいただけない鱧だから尚の事嬉しかったです。
<向付> 本鮪に隠れて鮑がありました。鮑の刺身はコリッコリでお隣にいらした蔵元さんに音が聞こえるんじゃないかってくらい口の中の音が響きます。
仙台で私の手造りお惣菜を缶ビールと供に慎ましく食べてるであろう夫を思うと・・・
考えても仕方ないので思う存分味わいましたけどね(笑)
薬味が菊なのも秋ですね~。
卯巻きの話題から、三重では鰻をよく食べるってお話を聞いてびっくりです。
ワタシ、鰻は山形に行った時か7月の土用の日にしか食べないもんで(笑)
あまき(穴子を巻いた出汁巻き)よりインパクトがあって、卯巻きって美味いっ!
<煮物> 里芋とあわび茸のおくず餡。 あわび茸の茎ってしっかりした食感ですね。
あんまり耳にしない食材が多くお勉強&旅先での食事は楽しいもんだわぁ~ヽ(^o^)丿
・・・・すっかりくつろぎモード。
あんだけ緊張していたココロは何処へいってしまったのでしょうか?(笑)
<揚物> 揚げたてを一品ずつサービスしていただくって贅沢ですねっ!
写真の海老は、うたせ海老って言ってたかしら。甘えびより少しだけ大きいサイズの海老でした。
口の中でカルシウムっぽい食感が残ったので
「海老の殻を剥かないで揚げるんですか?」って親方に尋ねたら
「殻は剥きますよ、足を残して揚げるからその食感でしょう」
へぇ~~~~~~~~~~~~
写真を見直してみると確かに前足がちょこっと残ってますこと^^
ほんのちょこっとの足でも存在感を示すんですね。
ちなみに、体は小さくとも存在感のある女性は仙台にたくさんおります(笑)
にしむらさんでのお酒は天遊琳の特純を冷やでいただいてました。
蔵元さんがご一緒ですからおまかせです!
お喋りの楽しい親方なので、カウンター席で笑いながら食事が楽しめました。
親方のご実家が営まれてる三重県内のお寿司屋さんにもいつか訪れてみたいし、
奥様の故郷である小豆島も訪れてみたいです。
「後はご飯で〆になりますので、他に何か召し上がりたいものありますか?」
せっかくなので車海老とアスパラ炒めを追加でお願いすることに。
お店の裏にある水槽から生きてる車海老登場~。
触ると電気鰻のようにビビビッって飛び跳ねますっ!
尾の色も綺麗なブルー!
生きてるままフライパンに投入すると、皮が真っ赤にになって・・・
可哀そうだなんて全く思いません。
なぜなら数ある食材の中で何が一番好きか?
と聞かれれば間違いなく
「海老、それも生きた海老!」
と答えます!
海老好きtakako、にしむらさんでのこの数分間は興奮度MAXです(笑)
目の前で車海老がですよ?!
車海老が生きてるんですよ?!
跳ねるんですよ?!!!
火が通ると綺麗な紅白縞模様になって・・・・
むっちりパツン!ってはじけそうな車海老いただけで
しあわせだぁぁぁ~~~~~~~~
牛しぐれ煮のかわりご飯と赤出汁いただいて
にしむらさんでの食事はおしまいです。
本当に楽しい食事でした。
にしむらさん、ありがとうございました!
お腹はいっぱいですが、もう1軒おじゃまします。
鈴鹿市にある安田屋酒店さんの直営店「とよのあかり」さん。
四日市駅から数分のところにお店はありました。
店内にすっごく大きな冷蔵庫があって日本酒がいっぱいある!!
酒屋さんの中でいただいているみたいな気分です。
お酒はゆっくりいただけるように天遊琳特純をお燗でいただきます。
「お好きなおちょこを選んでください」
っておちょこがいっぱい入ってる箱を見た時、
普段は迷わず平盃を選ぶのですが、この晩は これだっ!
目玉おやじ参上。
にごり酒を注ぐとおやじが温泉に浸かっているようだし、
梅酒のように色がついてるお酒だと、妖怪だけに血の池に浸ってるように見えると・・・(笑)
このおちょこ欲しい!(笑)
気になるデザートを注文。
「塩麹豆乳武流礼」
なんて読むと思いますか? 「しおこうじとうにゅうブリュレ」ですって。
とよのあかりさんの親方の名は「武」さん。
武さん流の礼儀をもって差し出されるデザート、らしいです(笑)
差し出される姿を動画にとって一心のともみちゃんに見せたかった~!!
そして。
この晩、私達が訪れる直前に面白い方がお店にいらしてたんですよ。
名古屋おもてなし武将隊というグループ(組織?)がおりまして、
その中の「加藤清正」さんがとよのあかりさんにいらしてたんです。
「鎧付けたまま店に入ってきた!」とか 「その席にさっきまで座ってた!」
なんて聞いたら会ってみたかった~~ですっ!
でも、その時の撮影風景Youtubeで見つけました~。
ご興味のある方は是非どうぞ♪
http://www.youtube.com/watch?v=mWfqdbWOFvU
この人途中から酒飲んで眠くなったんじゃ・・・
とよのあかりさん、ありがとうございました!
みなさま、本当にありがとうございました!!
是非次回は夫とともに訪れたいです。
どなたに声をかけてもみなさん本当に親切に接してくだっさって
つくづく素敵な街だなぁ~と感激に浸りつつ夢の中へ。。。
一日目終了。
翌日は三重県を南下し、伊勢に向かいます(^^)/
2013・初秋 一人旅~三重県~(2) [ ★三重県編]
友人からのメール。
「今日は外飲み?ブログの続き書かないの?」
・・・・・・・
はい、飲んでました。
はい、ブログ更新、がんばります(・・)b
つーか生で喋ってあげるのに(笑)
2013・初秋 一人旅~三重県~ の続きです。
川越富洲原駅前で、交番のおまわりさんに道を聞き、歩き始めて約15分。
住宅地の中に突如あらわれました、
私達夫婦が大好きなお酒、
天遊琳の蔵、タカハシ酒造さん。
あまりにも突然目の前に「タカハシ酒造」って看板が現れたから
驚いてポカーンと口開けながら、ボケーっと眺めてた気がします。
(・O・)←こんな顔で。
はっと我に返った瞬間。
ここが天遊琳の蔵なんだ!
嬉しさと感激と動揺と・・・言葉にならないいろんな感情が込み上がってきて、
頭が真っ白になりました。
そうだ、写真。
思い出したように慌ててカメラを構え、パチリ・・・。
すぐに蔵元さんがいらっしゃっいました。
(なので携帯で撮ったこの1枚のみのワンショットです!)
2年ぶりにお会いする蔵元さんは、変わらず穏やかな笑顔で、
にこにこして迎えて下さいました!
ご無沙汰しております!!
天井の高い直売所の中は微かにお酒の香りがします。
いい~~~~~~~~~香りです!
ワタシ、1日中ここに座っていられますっ(蔵の方には邪魔でしょうが)
この場所に来れただけで、ここの空気を肌で感じただけでもう十分満足、
旅の目的終了した気分です。
御挨拶の後、蔵をご案内いただきました。
お酒が出来上がるまでの工程や機械の使い方を、ひとつひとつ丁寧に説明してくださったので、お酒に関しては素人の私でも頭の中でイメージする事ができて、とっても分かり易かったです。
私の素朴な疑問にも、かみ砕いた言葉でゆっくり納得するまで答えて下さいました。
本当にありがとうございます!
今年のお酒も楽しみですし、
仙台に戻り蔵の事を思い出しながら、二人で、みんなで飲む天遊琳も感慨深いものになる事でしょう。
大変お忙しい中、本当にありがとうございました!!
この後、一心さんから勧められた鈴鹿市の酒販店さんへ御挨拶&お買い物。
近鉄の乗り方も、へっちゃらなのさ~~。
なんて言いたいのですが、地理感がないとホームがわかりません。
(〇〇行ってどっち?になりますよね)
毎度毎度の「あの~ すみません・・・」通行人に質問攻めです(笑)
その都度、「向かいですよ~」 のお返事には絶句。
私は逆ホームを選ぶ名人でした。
それより、いつになったらスマホが活躍するのだ?!
安田屋さんで購入したお酒達。
天遊琳だけはやはり山形で買いたいので、別なお酒中心です。
さてさて次は四日市での夜でーす(^O^)/
2013・初秋 一人旅~三重県(1)~ [ ★三重県編]
今朝、窓を叩き付けるような激しい雨音で目が覚めました。
台風18号により、激しい風雨による損壊や浸水の被害に遭われた方々、
避難所での不安な気持ちで過ごされている方々、
慎んでお見舞いを申し上げます。
つい先日訪れていた土地だけに、皆様が被害に遭われていないか心配です。
宮城県も強風域に入ったようで、TVでは台風情報一色です。
これ以上ひどくならないよう祈るばかりです。
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一人旅のUPです。
一人で呑みに出かけたりご飯食べたりすることはよくあるワタシ。
しかし泊りで家を空けるとなると・・・やはり心苦しいものがあります。
これでも一応主婦ですから(笑)
結婚して今年で11年。
思い切って出掛けちゃいました、初の3泊4日、一人旅。
職場の人には「一人で旅なんてつまんないでしょ」って言われました・・・。
確かに一人より二人、お喋りしながら旅した方が楽しいでしょうね。
でも、一人旅、一人ならではの良さってあるんですよ。
自分の行きたいところ、見たいところだけに行けるし、自分のペースで休憩もとれます。
目的とは違う場所に行っても良いし、同じ場所に何時間いても良い。
充実した時間が過ごせますよ
それに私が行きたい!って思って計画していた処、
友人たちはついてこないと思うなぁ、マニアックですからね(笑)
唯一理解している夫は休みが取れないんのだから、
一人でいいんですっ一人がいいんですっ。
前日には、大量にお惣菜を作って冷蔵庫に保存し、
知り合いのお店に「もし夫が来たらご飯食べさせてね」ってお願いして(笑)
準備万端の旅始まりの朝。
夫の羨ましそ~~~うな視線を背中に痛いほど浴びつつ、朝6時半に自宅を出発~
飛行機に乗るのは7年ぶり。
チケットの受け取り方がわからなくて1時間前に着いたけれど、今って簡単に手続き出来ちゃうのね、チケットレスの仕組みが分かったから次回は20分前到着でも十分間に合いまーす(^^)v
ゲートからはバスで送迎なのね、プロペラがブンブンうるさいちっちゃこい飛行機に乗り込み、
平日なのにほぼ満席な機内は手荷物を入れるスペースがなく、私の荷物は足元に。
飛び立つ瞬間の、あの背中が引っ張られるような感覚になった瞬間
「私の人生これで終わったな・・・・・」
と思う感情は7年ぶりでも健在でした。
機内では夫が作ってくれた旅の日程表を確認。
電車の時刻、電車代、行き先の住所等を一覧にしてくれました。
スマホに切り替えたとはいえ、まだまだアナログ人間、手書きのメモが頼りです(笑)
名古屋空港10時着。
名古屋空港→三重県桑名市 の高速バスに乗り、まずは桑名に向かいます。
飛行機が満席だっただけに、バスに乗れるか心配してましたが・・・
な、な、なんと乗客は私一人! 高速バス貸切~! 贅沢な旅です(笑)
機内で「お伊勢参り」のガイドブックを見てる方が多かったので、みなさん直接伊勢市に向かったのでしょうか。
それとも名古屋駅経由で三重県入り?
ともかくバスいいですよ~。
目的地まで連れて行ってくれるし、駅の階段も使わず地上からのスタート、荷物も運転手さんが出し入れしてくださいますから楽チン楽チン♪
桑名へ立ち寄った目的は
「はまぐりを食べること」
三重県桑名市と言えばハマグリが有名です。
今では漁獲量が激減し、桑名産のはまぐりを提供されているかは不明ですが、
それでも現地で食べてみたいですよね~♪
桑名駅から徒歩1分のはずなのに、ここに辿り着くまで15分かかりました。
スマホ使えねぇ~~~~~
通行人に尋ねたんですけど、ごめんなさい、言葉が通じません
「そこの角まがらなきゃアカンネン」
「そっちの角まがったらアカンネン」
アカンネン、アカンネン・・・・ アカンネンって〇ですか×ですか、どちらの意味でしょうか?
ようやく見つけた「はまぐり食道」さん。
「食堂」ではなく「食道」です。
手頃な価格ではまぐりセットがいただけると口コミで見つけました。
開店間もない時刻だったのか、これまたお客はワタシ一人(お会計時にはお客さん沢山いました)
最初から決めてました「はまぐりセット(1,890円)」
「ご飯に煮蛤がまぶしてあるから、半分だけ食べて、残りの半分は出汁を入れて、山葵をちょこっとのせながらお茶漬けにして食べてね。」
「焼き蛤は熱いうちに食べてね。」
「後でフライ持ってくるからね。」
おばちゃんが丁寧に食べ方を説明してくださいます。
言われるがままに、ご飯を一口・・・
旨いっ!!
甘辛く炊かれた蛤、旨いです!
山葵もよいアクセントになるし、海苔も旨いし。
思ってた以上に大きな蛤のお吸い物。
蛤ってこんなにも柔らかいものだったんですね~。
固くってゴムみたいな食感だと思っていたから衝撃でした。
「フライは塩で食べてね」
サックサクの蛤フライは噛むととってもジューシー。
これも旨いっ!!
ラスト、おばちゃんに言われた通り半分残したご飯に出汁を入れてお茶漬けにしていただきました。
「ご飯 のち お茶漬け」
名古屋のひつまぶしみたい(^^)
さらさら~と喉を通り、茶漬けも美味でした~。
蛤いっぱい食べて体力回復。
蛤の佃煮やドリンク等お土産いっぱい購入して桑名を後にし、次の場所へ。
はじめて利用した近鉄線。
基本JRしかない仙台人には特急券の意味が分かりません。
『各駅』『快速』の違いはもちろん判るのですが、『特急』に乗るとプラス料金がかかるんですね。
それも特急券の発券機がホームにあるんですもん、びっくりしました!
珍しそうに写真撮っていたら観光客だと思われたのでしょうか。
「コレ、見たことないん? どっから来たん?」
おっちゃんに声かけられた(笑)
行き先を告げると
「まもなく来るのは特急だからこれ(発券機)で買わなければならないしその駅には停まんないよ、その次の電車に乗ったらええ。」
って親切に教えてくださいました。
ここでもスマホ必要なし(笑)
おじさんありがとう!
川越富洲原駅着。
のどかで静かな駅でした。
空気や時間の流れが一気に緩やかになった気がします。
スマホに住所を入力し、目的地まで約15分と出たので歩いて向かうことにしました。
が、なんだか上手く表示されなくて
駅前の交番に駆け込み、道を教えていただきいました。
目的の場所へは、駅からは基本まっすぐ一本道なので、迷わず行けそうです。
でも、
「歩いて行かれるの? 本当に歩くの?」
何度も何度も聞かれるんで、
「そんなに遠いですか?スマホでは15分ってでたんですが。」
「暑いからね~、途中で倒れないように水飲みながら歩いてね。」
親切なおまわりさんです(^^)
ありがとうございました!
ここでもスマホ要らず(笑)
さぁ~~~て。
大好きなお酒、天遊琳の蔵へ向かいまーす(^O^)/