2014初秋旅 その9 <大阪散策~佐川美術館> [ ★大阪府編]
旅も7日目。
そろそろ疲れが出て仙台が恋しく・・・なんて心配もなく毎日絶好調ですっ!
大浴場&昼寝&早寝早起きが効いているのでしょう、しっかり食べてますし、体調もすこぶるよい日々が続いてます。
7日目の朝は5時半起床。
この日は滋賀県守山市まで出掛ける予定がある事から、朝食用にできるだけ早くから開いているお店はないかと探して見つけたお店に訪れるため早起きしました。
6時にホテルを出てまだ静寂な大阪の街を歩くこと30分くらいかな~、
大阪中央卸売市場へ到着です。
東京築地ほど規模も観光客も多くはありませんが、平日の早朝だけあり、トラックがひっきりなしに出入りしています。
ターレや一般車が行き交う中、仕事の邪魔にならないよう注意を払って歩き、目的のお店を探します。
ゑんどう 寿司
朝5時から開いてる市場内のお寿司屋さんです。
常に行列が出来ている、と口コミが多かったので混んでいるかな~と思って扉を開けましたが誰も居ませんでしたね。
平日の朝6時半頃は穴場なのかしら。
テーブル席に座ると同時に
「おまかせでいいですか?」
威勢の良いお兄さんに聞かれます。
「はい。二人分おまかせでお願いします。」
事前に調べて行ったので、おまかせ以外注文するつもりはありませんでしたが、
メニューもないし、おまかせの金額も分からないし、おまかせ以外なにがあるのかもわからないお客さんだったらどうするのでしょうね(笑)
で、こちらが「おまかせ」です。
一皿5貫で1000円。
ネタはその日の仕入れにより変わります。
この日のおまかせは左から、【穴子・雲丹・鯛・大トロ・はまち】
口の中でほろりと崩れる小さ目のしゃり、ネタの大きさがワタシ好み。
こちらのお店は、口の中でこぼれるような食感を出すため、シャリを握りこまず掴んだ程度の独特の握り方を考案したお店なのです。
軽く握っていると言っても、口に運ぶまでは崩れることはなく、口の中でほろりと崩れる程度、絶妙な解け方に二人でにんまり。
このふんわり感好きです!
もちろん
「おまかせ、追加~♪」
となるわけです。
一皿目と違うネタです。
左から【松茸・サーモン・帆立・大トロ・鱧】
しっかりした食感の鱧が旨かったっ!
大トロだけは必ず1貫入っているようですね。
写真はありませんが、醤油皿はなくテーブル上に醤油と刷毛が用意されており、自分の好みの量を塗りながらいただきました。
早起きして気だるかった身体がしゃっきり目覚めるほど旨かった!
大阪に来たら早起きしてまた訪れたいお店ですっ!
一旦ホテルに戻り、お次は大阪駅から滋賀県に向かいます。
京都で乗継して約1時間、堅田駅から市営バスに乗り換えます。
琵琶湖って橋が架けれてあったんですね、知らなかった~~~。
琵琶湖横断。
遠路はるばるやってきました「佐川美術館」。
佐川美術館の休館日は月曜日ですが、館内に併設されている茶室見学は木曜日~日曜日限定の為(要予約)、予約が取れたこの日にわざわざ大阪から足を運びました。
敷地の大部分が水庭になっており、水上に浮き出てるかのような不思議な造り。
周りの景色が水面に映る残像も美しく、
光の強弱により影の変化を楽しむのも良し、
贅を尽くした建築物を眺めるもよし、
国宝級の作品を目に焼き付けるもよし。
どこを眺めても溜息がでる美しい場所でした。
館内外に使用されている壁のコンクリートは、杉板の型枠にコンクリートを流し込み木目の模様を映し出したものが使われており、無機質のコンクリート素材とは思えないほど温かみも醸し出しています。
中庭も水庭になってます。
予約していた特別茶室見学は幸運にも二人だけの参加。
係りの方から茶室の構造、材質、設計者の創案など、詳しく伺いながら約30分見学させていただきました。
茶道といえば日本文化、しかしながら佐川美術館の茶室に使用されている材質の多くは海外のもの。
樂吉左衛門氏の創案とする材質を妥協することなく世界中で探し回って造り上げたそうです。
地下展示室ロビーでもお茶会が出来るように湯を沸かす炉もありました。
この地下の上は水庭になっており、風が緩やかで静寂な時は気付かないのですが・・・。
風が吹くと、光の強弱によって水のゆらぎが壁に映し出され様々な表情を見せてくれます。
何もない空間って贅沢。
展示室だけに限らず通路までもひきつける佐川美術館、存分に堪能しました!
大阪に戻って一休み。
といえばやはりコレ~♪
昨年訪れた時教えてもらったコトバ、言ってみましたよ。
地元人はこう言うんだって教えてもらったコトバ。
「一杯」
「はい」
一杯って言っただけで、本当にそれだけで、ミックスジュースがでてきた!
プチ大阪人になったつもり、都会人になった気分(笑)
百貨店地下のスナックパークで「讃岐うどん」と「たこ焼き」で軽くお腹を満たしてホテルに戻ります。
「そういえば大阪と言えば堂島ロールが本場では・・・」
スマホで検索、ホテルから5分の場所に支店発見、はい行ってみよう♪
モンシュシュ~~~♪
さすが地元、ケーキの種類が多い事多い事。
賞味期限が長かったら堂島ロール好きの同僚に買って行けたのに、さすがに生では無理ですね・・・。
秋限定栗バージョンのハーフを購入し、ホテルの部屋でいただきました。
クリームふわっふわで旨いっ!!!
歩き疲れた体を大浴場で癒し・・・・
となると夫は決まって寝るわけでして・・・
揺すっても起きなくなった夫を一人部屋に残し、この旅初の一人呑みに出る妻なのであります(笑)
「日本酒が飲めるところ」「肥後橋」のキーワードで検索したら、
ワタシ好みのドンピシャなお店がヒットしました!
それもお店の名前は「日本酒のめるとこ」←そのまんま(笑)
1階は立飲み処、2階は席があるようですね。
お店の前で入ろうかどうしようかウロウロしていたら、超美人なお姉さんが
「どうぞ♪」
って声かけて下さいました。
1階の立ち飲みスペースで一人佇み(?)飲みはじめるtakako。
メニューを見ると、日本酒の数が豊富・・・というよりハンパない!!
あまりの多さにドン挽きするくらい(笑)
ということで、味がわかってて安心なお酒をチョイス、まずは日輪田。
グラスのサイズが3種類あったので、一番小さいサイズでお願いします。
つきだしは「酒粕クリームチーズ」
「はちみつをかけてますので、粕の香りが抑えられてるし、この肴はとっても日本酒に合うんですよ」ってお姉さんが教えてくださいました。
美味しかった~♪
ポテトサラダを追加でいただき、神亀のお燗もお願いします。
お燗はちゃんとチロリで浸けてくれました。
このままここでどっぷり呑み浸りたい~~と思いましたが、ホテルで待ってる(寝てる)夫の事を考えてこの辺で切り上げます。
ちなみに会計は950円でした!(安いっ!)
梅田周辺のお店でお惣菜類を購入してホテルで晩酌。
晩酌してお風呂入ってラウンジで珈琲のんで、また部屋に戻ってビール飲んで・・・。
この晩ものんびりとした時間が過ぎていきました。
われわれに幸運を♪
旅ラストは神戸です。
ギリギリまで食べて飲んで歩きまわって~の時間を過ごします(^^)/
つづく。
あれ、日本酒のお店、長居しなかったんですね・・・。
もうちょっと飲んだのかと思いましたが、しかし950円!安い!
by さほっち。 (2014-10-26 19:21)
>さほっち。さん
日本酒二杯とつきだしとポテサラのみで退散~。
もっと飲みたかったのは事実だけど、とりあえず帰ってから、と思ったら部屋呑みが楽しくなっちゃいました(笑)
財布に優しい大阪です♪(^^)/
by takako (2014-10-26 22:06)
おまかせ追加なんて凄いです(^-^)
美味しそう!
by kichi (2014-10-27 21:05)
>kichiさん
凄くないですよ~^^
おまかせ一皿5貫で1000円。
これを回転寿司形式で好きな分追加していくシステムなんです。
食べる人は7~8皿いくみたいですね、朝から豪勢な食事になりますね(笑)
by takako (2014-10-28 07:36)