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2014初秋旅 その4 <京都→三重県入り> [ ★三重県編]



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普段の生活より少しだけ早い起床時間にも慣れてきた旅3日目。
この日のお天気も晴天に恵まれそうっ♪
荷物を持ちながらの観光はやめようと考えて、チェックアウト時間までに戻ってくるように時間を計算しながら、行動開始です。
本日は京都観光の名所でもある「清水寺」を早朝観光することにしました。

お土産屋さんもまだ開いていない早朝の京都。
ホテルから市バスを利用して近くまで来たのですが、バスを降りてから清水寺に向かうまでけっこう膝に来るほど急な坂でしたねっ、みなさんふつーに歩いてお参りされてるのかしら・・・。
私はへばりました(笑)

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清水寺は6時から開門されています。

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坂道頑張った後にもこの階段のぼるんですかっ、ひえっ!
京都は足腰が丈夫なうちに訪れるべきだと悟りました。

それでも早朝ともあって参詣客はまばらで、じっくりゆっくり見学ができたのはよかったです、早起きは三文の徳ですね。

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清水の境内から見る京都市内、京都駅前のマリンタワーも朝陽が映えてめっちゃ綺麗でしたし、空気も澄んで気分爽快です。

清水の舞台

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思い切って決心することを「清水の舞台から飛び込んだつもりで・・・」といいますが、高所恐怖症の私にはこの場に居ること自体が「飛び込んだつもり」に思えますがw

この場所から下を覗き込んで撮った一枚(もちろん夫がね)

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「わぁーすごーーい!」
と思う人は高いところ平気なのでしょうね、写真を見せられただけでワタシは膝ガクガクw 
自分で思ってた以上に相当怖かったんだろうと思う数枚がmyカメラに残ってました。

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この他屋根だけとか意味不明な写真が数枚、手に力が入り気付かずにシャッター押していたんでしょうね。
お酒のんでないのに千鳥足だったです(笑)

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清水の舞台を独り占めする夫の図。

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普段は行列ができるという「音羽の瀧」。

参詣の方が少なかったこともあり、予定していた時間の半分で見終わることになった清水寺を後にして、八坂神社方面に向かうことにします。

途中、産寧坂、二寧坂、ねねの道と歩きます。

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観光客が多いはずなのに、ごみが一つも落ちていません。
地元の方々のお掃除が念入りにされているのか、ご利益のある場所にごみを落とすなんてことはしないとマナーの良い方が多いのか・・・どちらにしても気持ち良く散策することができます、さすが京都!

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正月の参拝客で100万人を超す京都では有名な八坂神社。
帰って来たから知ったのですが、八坂神社の境内には、美の神様で知られる美御前社があり、美御前社の前には肌の健康を守るといわれる美容水があったようです。
事前に知っていればその美容水とやらを顔にペタペタしてきたのに(笑)

あふたーふぇすてぃばる。

「ここまで足を延ばしたんだから祇園にも行ってみようか。」

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さすがに朝ですから、舞妓さんはいませんでしたが、よくドラマで見る「巽橋」や「辰巳大明神」に興奮し、風情ある御茶屋さんが軒を連ねてる路をドキドキしながら歩いたりと、祇園の路地を満喫。

午前中の鴨川も情緒ありますね。
今回は季節がら「川床」を利用することはできませんでしたが、いつか夏に訪れた時にでも体験してみたいです。

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お腹が空いて来ました。
京都ラストの食事は京都らしく、と向かったのはコチラ。

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イノダ珈琲 → http://www.inoda-coffee.co.jp/shop/honten.html

人気店だけあって行列覚悟、と想定していたのに、それほどでもなかったですね。
「喫煙席ならすぐにご案内できますが、禁煙席は順番待ちになります」
と言われ、3組ぐらい待ちましたが(10分くらいかな)、喫煙席はかなり空いているようでした。

案内された席は、可愛らしいチェックのテーブルクロスと、アンティーク調の椅子とテーブル。
いまどき、店内のインテリアに凝ったカフェが多い中、歴史を感じる古き内装、そしてインコの鳴き声(笑)。

夫は「京の朝食」
私は「卵サンド+珈琲」

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こちらで1200円は、ん?と思える内容と味に少し苦笑いしましたが、珈琲は旨かった!!
この珈琲を毎朝呑めたら気分アゲアゲなの間違いないでしょう。

「珈琲に砂糖とミルク先にお入れしてもよろしいでしょうか。」

店員さんが注文時に聞いてくださいます。
私はブラックが好みなので、「入れないでください。」とお願いしましたが、
自分の分量で加糖したい方は「別に持ってきてください。」とお願いすると別立てしてくれるみたいですよ。

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このサンドイッチを見て、「この旅でずいぶん卵食べてる、食べ過ぎだ(笑)」と気づいた私。
マーガリン塗ってますっ!と感じるほど油分が強い卵サンドでしたが、これが珈琲とマッチして旨いのです。

午前10時も近くなったので、ホテルに戻り荷物整理をしてチェックアウト。


京都駅から高速バスを利用して、次の行き先は「三重県四日市」へ。

四日市駅から徒歩1分の宿「四日市シティホテル」は、立地で選んだのもあるけど安田酒店さんのお店「とよのあかり」さんの目の前だったからです。(でも行けなかったのが心残り)

ホテルで一休み後は近鉄電車に乗って大好きな蔵に向かいます!

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去年道案内でお世話になった交番もありましたっ!

1度訪れた事ある場所ですからね、今度は交番にお世話になることなく記憶を頼りに歩きます。
駅から15分くらい・・・この日も暑かった!

到着。

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初めて蔵を訪れた夫はちょっと緊張気味です。

蔵のお仕事がお忙しい中、蔵元さんのご案内で蔵を見学させて頂きました。
我が家の大好きな天遊琳が作られてる蔵を拝見し、また蔵の空気に触れると感慨深いものがあります。

私達は酒販店さんや飲食店さんのようにお酒を扱った仕事をしているわけではなく、愛飲家の一人でしかありませんので、このように蔵に訪れることが出来た事は多くの方々との御縁によって可能になりました、本当に感謝です。
(G8さんありがとう!)

夜も蔵元さんと御一緒に3人でお食事。
以前も連れて行っていただいた「割烹にしむら」さん。

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カウンター席ですが、畳敷、でも椅子。
以前は掘りごたつ席にされてたようですが、現在は畳で平らにし、椅子にされたと。
靴を脱ぐだけで寛いだ気分になれるのは日本人だな~と感じる瞬間。

まずはつきだし。
柿の白和えがベース、椎茸、青菜、梨ではじまり。
そして鱧と松茸の土瓶蒸し。

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かぼすの皮クルリン♪も可愛いですが、やはり秋の王様、松茸!それも土瓶蒸し!
出汁を呑み、具も味わえる。
旅の疲れなんて瞬時に消えます。

お酒は天遊琳限定Nと瓶囲いを。
なんだか男性陣ふたりでくいくいっとペースが速かったような・・・(笑)
気付いたら瓶が空になってた気がしますよヽ(^o^)丿

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焼き物に「子持ち鮎」、こちらは鮎が季節なんですね、東北ではなかなか出会えないのでゆっくり味わいました♪

酢の物には蟹。
フレンチでいうところのお口直しのシャーベットに類似するかのように気分爽快。
リセットして、はい、また食べますよ~みたいになります。

また大将のお話が面白くて、
野球のこと、地下鉄の事、最終電車の時刻などなど・・・終始笑ってた気がします♪

「次はご飯ものになりますけど、もう少し召し上がられますか?」

せっかくなので、とお品書きを見ながら数皿お願いすることにしました。

私は、やはりこれでしょう!!

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活車海老。

綺麗な色してますなぁ~!
ビビビビッ・・・!! 電気打たれたかのように元気で反りまくりの車海老を、そのままフライパンへ飛び込ませ、半生状態で一旦取り出します。
アスパラや椎茸を焼き、最後に車海老を合わせた

「車海老とアスパラのバター炒め」

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「中が生の状態に仕上げております。」

車海老を、それも生きてる車海老をバターで炒めちゃうって贅沢じゃないですか?!
ねっとり甘い車海老、頭もカリッと焼いていただいたので完食です。

車海老の他に揚げ物をいくつか。

「このタイミングでいただくならどんなのがよいでしょうか?」
「そうですね・・・ 穴子がいいですね。
それと、雲丹を大葉で巻いて揚げるのはいかがですか。
大葉はカリッと揚げて、雲丹には火が入らない生の状態で。
雲丹がとろ~~~~として旨いですよ!」

それくださーーい♪

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雲丹揚げ。
大葉の香りと雲丹も香りが口中に広がった後に、とろとろの生雲丹が再度口の中に広がる2段構造。

これは旨い!
記憶に残る逸品をいただくことができて、嬉しさとありがたさが入り混じった時間でした。

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かわりご飯と赤出汁、バニラ風味の手作りアイスを頂いてにしむらさんでの宴は終わりです。

とよのあかりさんに行きたかったのですが・・・
お腹ぱつぱつで、万が一神事の際に着るスーツが入らなかったら・・・
なんて事が頭をよぎり(爆)、高橋蔵元さんとホテル前でご挨拶。

長時間のお付き合い、本当にありがとうございました!


翌日は伊勢に向かいます。
朝7時の特急ですから、旅の早起きは続きます~ヽ(^o^)丿

つづく。


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