2013・初秋 一人旅~三重県~(3) [ ★三重県編]
怒涛の1週間でした。
休みボケもあったし、飲み会もイベントも多かったし。
メモ帳ではなくちゃんとした手帳が必要なのかな、と思った週でした。
いゃ、手帳よりもスマホを活用しよう!それが年内中の目標です
一人旅、つづきです。
はじめての三重県四日市。
もちろん駅を利用するのも初めてです。
蔵元さんと待ち合わせした場所、
「了解しました!」とお返事したはよいが、当然どこなのか分かりません。
もちろんここでもまた通りすがりの人に尋ねました(笑)
「〇〇へ行きたいのですが、どこでしょうか?」
「ここへは・・・えぇ~っと・・・付いてきてください。」
説明しても分からないと思ったのか、見ず知らずの私を案内してくださいました(@@!
かなり歩きました。
仙台で言えば「ヨドバシ」で道を聞かれ、「ロフト」まで行った感じです。
ありがとうございます!
深々と頭を下げている間にその女性はいなくなってしまったけど(はやっ!)
皆さん、本当に親切な方ばかりで助かりました。
日本語が通じる場所ならば、どこへでも一人で行けるって事、確信です(笑)
蔵元さんに連れて行っていただいたお店は、
四日市駅からさほど遠くない場所にある
『割烹 にしむら』さん。
高級感漂う店構えに緊張・・・。
カウンター席に通されました。
畳敷きですが、椅子のカウンター席は、
靴を脱いで上がるのでちょっぴり力が抜けリラックスできました。
美しい白木の一枚板カウンターからは、親方とお弟子さんの仕事が隅々まで拝見できます。
親方の指示の元、テキパキと仕事をこなすお弟子さんの姿は見ていて気持ち良いですね。
にしむらさんでのお料理は、季節感に溢れ、
まだまだ茹だる様な暑さの日中ですが、食材や器は秋に移り変わってました。
<先付>透き通るような白い胡麻豆腐には、焼き椎茸と生のすじこ、揚げた銀杏が乗せられてました。器の紅葉に銀杏・・・ 初秋です!
<吸物>鱧が美味しかった~! 仙台では滅多にいただけない鱧だから尚の事嬉しかったです。
<向付> 本鮪に隠れて鮑がありました。鮑の刺身はコリッコリでお隣にいらした蔵元さんに音が聞こえるんじゃないかってくらい口の中の音が響きます。
仙台で私の手造りお惣菜を缶ビールと供に慎ましく食べてるであろう夫を思うと・・・
考えても仕方ないので思う存分味わいましたけどね(笑)
薬味が菊なのも秋ですね~。
卯巻きの話題から、三重では鰻をよく食べるってお話を聞いてびっくりです。
ワタシ、鰻は山形に行った時か7月の土用の日にしか食べないもんで(笑)
あまき(穴子を巻いた出汁巻き)よりインパクトがあって、卯巻きって美味いっ!
<煮物> 里芋とあわび茸のおくず餡。 あわび茸の茎ってしっかりした食感ですね。
あんまり耳にしない食材が多くお勉強&旅先での食事は楽しいもんだわぁ~ヽ(^o^)丿
・・・・すっかりくつろぎモード。
あんだけ緊張していたココロは何処へいってしまったのでしょうか?(笑)
<揚物> 揚げたてを一品ずつサービスしていただくって贅沢ですねっ!
写真の海老は、うたせ海老って言ってたかしら。甘えびより少しだけ大きいサイズの海老でした。
口の中でカルシウムっぽい食感が残ったので
「海老の殻を剥かないで揚げるんですか?」って親方に尋ねたら
「殻は剥きますよ、足を残して揚げるからその食感でしょう」
へぇ~~~~~~~~~~~~
写真を見直してみると確かに前足がちょこっと残ってますこと^^
ほんのちょこっとの足でも存在感を示すんですね。
ちなみに、体は小さくとも存在感のある女性は仙台にたくさんおります(笑)
にしむらさんでのお酒は天遊琳の特純を冷やでいただいてました。
蔵元さんがご一緒ですからおまかせです!
お喋りの楽しい親方なので、カウンター席で笑いながら食事が楽しめました。
親方のご実家が営まれてる三重県内のお寿司屋さんにもいつか訪れてみたいし、
奥様の故郷である小豆島も訪れてみたいです。
「後はご飯で〆になりますので、他に何か召し上がりたいものありますか?」
せっかくなので車海老とアスパラ炒めを追加でお願いすることに。
お店の裏にある水槽から生きてる車海老登場~。
触ると電気鰻のようにビビビッって飛び跳ねますっ!
尾の色も綺麗なブルー!
生きてるままフライパンに投入すると、皮が真っ赤にになって・・・
可哀そうだなんて全く思いません。
なぜなら数ある食材の中で何が一番好きか?
と聞かれれば間違いなく
「海老、それも生きた海老!」
と答えます!
海老好きtakako、にしむらさんでのこの数分間は興奮度MAXです(笑)
目の前で車海老がですよ?!
車海老が生きてるんですよ?!
跳ねるんですよ?!!!
火が通ると綺麗な紅白縞模様になって・・・・
むっちりパツン!ってはじけそうな車海老いただけで
しあわせだぁぁぁ~~~~~~~~
牛しぐれ煮のかわりご飯と赤出汁いただいて
にしむらさんでの食事はおしまいです。
本当に楽しい食事でした。
にしむらさん、ありがとうございました!
お腹はいっぱいですが、もう1軒おじゃまします。
鈴鹿市にある安田屋酒店さんの直営店「とよのあかり」さん。
四日市駅から数分のところにお店はありました。
店内にすっごく大きな冷蔵庫があって日本酒がいっぱいある!!
酒屋さんの中でいただいているみたいな気分です。
お酒はゆっくりいただけるように天遊琳特純をお燗でいただきます。
「お好きなおちょこを選んでください」
っておちょこがいっぱい入ってる箱を見た時、
普段は迷わず平盃を選ぶのですが、この晩は これだっ!
目玉おやじ参上。
にごり酒を注ぐとおやじが温泉に浸かっているようだし、
梅酒のように色がついてるお酒だと、妖怪だけに血の池に浸ってるように見えると・・・(笑)
このおちょこ欲しい!(笑)
気になるデザートを注文。
「塩麹豆乳武流礼」
なんて読むと思いますか? 「しおこうじとうにゅうブリュレ」ですって。
とよのあかりさんの親方の名は「武」さん。
武さん流の礼儀をもって差し出されるデザート、らしいです(笑)
差し出される姿を動画にとって一心のともみちゃんに見せたかった~!!
そして。
この晩、私達が訪れる直前に面白い方がお店にいらしてたんですよ。
名古屋おもてなし武将隊というグループ(組織?)がおりまして、
その中の「加藤清正」さんがとよのあかりさんにいらしてたんです。
「鎧付けたまま店に入ってきた!」とか 「その席にさっきまで座ってた!」
なんて聞いたら会ってみたかった~~ですっ!
でも、その時の撮影風景Youtubeで見つけました~。
ご興味のある方は是非どうぞ♪
http://www.youtube.com/watch?v=mWfqdbWOFvU
この人途中から酒飲んで眠くなったんじゃ・・・
とよのあかりさん、ありがとうございました!
みなさま、本当にありがとうございました!!
是非次回は夫とともに訪れたいです。
どなたに声をかけてもみなさん本当に親切に接してくだっさって
つくづく素敵な街だなぁ~と感激に浸りつつ夢の中へ。。。
一日目終了。
翌日は三重県を南下し、伊勢に向かいます(^^)/
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